避難所運営ゲームHUGペットバージョンを体験

こんにちは、泉南動物病院ご家族サポート相談室担当獣医師の今井です。

7月2日、ペット防災サポート協会代表三浦律子さんに講師をお願いして、災害時のペットとの同行避難について学びました。

前半はペットと同行避難した際の避難所対応の現状について、東北や熊本、広島の被災地の報告など貴重なお話を聴かせて頂きました。大切な家族の一員である動物たちと災害時にあんぜんあんしんをもって幸せに過ごせる地域にを目指して、今回は泉南動物病院のCSR活動であるNPO法人しっぽのごえんが窓口となり、熊取町議4名(渡辺豊子議員、二見裕子議員、田中圭介議員、大林隆昭議員)の方々にお集まりいただき、NPO法人しっぽのごえん代表であり院長横井と事務長木村も参加する勉強会となりました。

後半は『避難所運営ゲームHUGペットバージョン』を用いた体験学習でした。

HUGペットバージョンは災害時の避難所運営をゲーム形式で体験するものです。避難には様々な事情を抱えた状態で非難される方、そのなかにペットと同行避難される方も含まれます。人と動物があんぜんあんしんできる避難所運営の難しさについてHUGペットバージョンを通してモヤモヤした気分とともに体験しました。

三浦さんが講義の中で「ペットの防災を考えることは、そのペットに関わる人の防災につながる」といった言葉がこころに残っています。ペットが心配で安全な場所に避難できない、ペットの様子をみに行き二次被害に遭うなどといったことが残念ながら起きている現実があります。体験後のモヤモヤを大切に今回ご参加くださった熊取町議員を含め、地域の方々と動物のあんぜんあんしんに向かってこれからも活動を続けていきます。