熊取町長に表敬訪問。

先日、藤原敏司熊取町町長に今井泉先生と表敬訪問をさせて頂き、以下のような内容のお話をさせて頂きました。

日本の人口減少問題に伴い、私の愛する熊取町も何も打開策を打たない限り、将来人口が減少します。

町民歴25年の私が考える町おこしは、「熊取町を日本一動物と幸せに暮らせる街」にする事です。
具体案として、永楽夢の森公園に犬と同伴できるキャンプ場とドッグランを開設する事。そして、コミュニティバスに犬と同乗できる特別便を作る事です。ただ、町が独自に造ったところで話題にはならないので、アウトドア企業と提携することが大切です。関西国際空港からもほど近く、インバウンドも期待でき、活性化につながります。

派手な政策だけではなく、今すぐ直面しなくてはならないのが、ノラ猫の問題です。
都会とは違い、まだまだ地域猫として認めてはもらえてないのが現状で、最近でもトラバサミ、毒などを使ってノラ猫を駆除する行為がいまだ現実的にあります。これらの事を根本的に解決する唯一の方法はTNRだと考えます。もちろん、実際に迷惑されている方々にはなかなか理解しては頂けないとは思います。
そこで、地元の住民への講習会、勉強会などを定期的に開催する事などで、その方々の子供や孫の代には、町内での犬や猫の安楽死は「0」にできるのではないか。日本で最初に地域猫を根付かせた千代田区の例を挙げ、熊取町も大阪府のモデル地区として、吉村知事にお願いしてはどうかとお話させて頂きました。また、ノラ猫に対する手術助成金交付手続きの簡素化、災害時のペット同行避難時の施設整備もお願いしました。

ネコ好きの藤原町長だけあって、初対面にもかかわらず、半分妄想めいた私の話を笑顔でうんうんと聞いてくださいましたありがとうございました。

今回、私の表敬訪問のきっかけを作ってくださった公明党の二見裕子議員、考えにご賛同頂いた公明党の渡辺豊子議員、自民党の田中圭介議員の3名の先生方には揃って今回の訪問にご同行頂きました。先生達のおかげで、1時間を余す事なく町長とお話させて頂けました。心から感謝致します。

町の動物愛護、福祉を推し進めるためには、行政、獣医師そしてボランティアさんがワンチームとなる必要があります。将来、どこまで現実になるかはわかりませんが、今回の表敬訪問が熊取町が日本一動物に優しい町になる最初の一歩を踏み出せた気がします。

藤原町長そして議員の皆様、これからも引き続きどうぞよろしくお願いします。

院長 横井