猫のごはんの食べ方

皆さんこんにちは。
動物看護師の山城です。
冬に近づくにつれ冷え込む日が続いていますが、体調は崩されてないでしょうか?
今回のブログは猫のご飯の食べ方についてのお話しです。
猫と生活を共にしている上で「うちの猫どんなしてご飯食べてるんだろう?」と気にしたことはありますか?

その食べ方によって食べにくい粒の形があります。若いうちは苦手な粒の形でも食べてくれることはありますが、高齢になってくるとそれを嫌がるようになり、食欲はあって食べたいのに粒の形が嫌で食べなくなるケースもあります。

では実際にどんな食べ方があるかというと・・・・
1.舌上法
最初に粒と当たるところは舌の上側
舌ですくって食べる方法


食べ方を見てくれたスタッフのおうちのねこちゃん達の写真です。

2.舌下法
最初に粒と当たるところは舌の下側
舌でまくって食べる方法
大きい粒は食べにくく、円盤型、ディスク型などの
薄く、平べったい方が食べやすい

3.口唇法
最初に粒と当たるところは唇
唇で挟んで食べる方法

4.シャベル法
最初に粒に当たる部分は前歯
前歯でつまんで食べる方法
3と4は円盤型は食べにくく、ある程度の大きさのある粒の方が食べやすい

以上の4つの方法があります。
1つの方法だけじゃなくで複数の方法で食べる子もいます。
ご飯の匂いや美味しさも猫の食欲をそそる大事なポイントですが、食べ方と粒の形が合っているかも大事なポイントです。
普段観察しているだけでは、どんな食べ方をしているかはなかなか分かりにくいですが
ガラステーブルの上でご飯をあげ、その様子を下から動画で撮ると分かるので
気になる方は一度試してみてください!

アニマルスタッフのりんちゃんの食べ方を透明の器の下から動画撮ってみましたが食べるのが早すぎてわかりませんでした(;^ω^)


スロモーションにしたらわかると思うので気になる方はぜひお家でやってみてください。

動物看護師 山城