冬のヒーター前は要注意!犬のドライアイ対策

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寒い日が続きますね。
リビングのヒーターの前で、愛犬が気持ちよさそうにウトウトしていませんか?
「可愛いなぁ」と癒やされる光景ですが、実を言うと、獣医師としてはちょっとヒヤッとしてしまう瞬間でもあるんです。

 

今日は、眼科担当の光本先生に聞いた「冬の乾燥トラブル」について、ギュッと短くまとめてお伝えします 。

 

ワンちゃんのまばたき、実は人間の〇〇分の1

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突然ですが、クイズです。
人間は1分間に約20回まばたきをしますが、ワンちゃんは何回くらいだと思いますか?

 

正解は…なんとたったの「3回〜5回」なんです 。
少なっ!って思いませんか?

 

つまり、ワンちゃんはもともと人間よりずっと「目が乾きやすい」生き物なんです 。
ただでさえ乾きやすいのに、ヒーターの温風を真正面から浴びていたら…想像するだけで目がショボショボしてきちゃいますよね。

 

涙は「天然の治療薬」です

泉南動物病院_横長動画素材

「目が乾くだけなら大丈夫でしょ?」
そう思うかもしれませんが、涙の役割は保湿だけじゃありません。
目に入ったばい菌やウイルスと戦ったり、目の表面の傷を治したりする成分が含まれているんです 。

 

だから、涙が乾いてしまうと、充血したり、ドロッとした目やにが出たり、最悪の場合は角膜に傷がついてしまうこともあります 。
痛くて目をこすってしまう前に、守ってあげなきゃいけません。

 

特に気をつけてほしい「あの子」たち

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どんな子でもドライアイにはなりますが、特に注意が必要なのがこちら。

  • シーズーやパグなどの短頭種:目が大きくて乾きやすいです 。
  • シニア犬:目の周りの筋肉が痩せて、まばたきの力が弱くなっています 。

 

もし愛犬が当てはまるなら、特等席はヒーターの前以外にしてあげた方がいいかもしれません。

 

お家ですぐできる対策

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一番の対策は、「風を直接当てないこと」です 。
エアコンの風向きを変えたり、可能なら床暖房やオイルヒーターなど風の出ない暖房を使ったりするのが理想的です 。

 

あと、お家でできるケアとして「ホットタオル」で目を温めるのもおすすめですよ 。
油分の分泌が良くなって、涙が蒸発しにくくなります。

 

「最近、目やにが増えたかも?」
「目をショボショボさせている?」

 

もしそんなサインがあったら、泉南動物病院までお気軽にご相談ください。
眼科担当医と一緒に、大切な瞳を守りましょう 。

 


【当院へのご連絡について】

ご予約・ご相談はお電話にて承ります。ご予約はネット予約も可能です。
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【対象動物】

犬・猫の診療を主に行っております。

 

【免責事項】

本記事に掲載されている情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の動物の症状や状態を診断・治療するものではありません。
個々のペットの健康状態に関するご相談は、必ず獣医師にご相談ください。