臨床獣医師教育プログラム

当院では獣医師の教育に力を入れています

はじめに

小動物臨床獣医師は、一般内科・眼科・皮膚科・外科など、多岐にわたる分野を診察するため、幅広い臨床知識を持つ、ジェネラリストでなければなりません。
さらに、病院には、病気を患った動物を診察するのは当然のこと、一見健康そうな動物の血液検査やレントゲン検査などの検査結果から、潜んでいる病気を見つけ出す必要があります。
動物は言葉を話せません。病気で来院した動物の状態を把握するにはご家族とのコミュニケーション能力も不可欠となります。
このように獣医師は動物の病気を治療するため、幅広い臨床知識と高いコミュニケーション能力をあわせ持つことが必要です。
当院では、就職した獣医師が一人前の獣医師として仕事ができるようになるために、新人研修プログラムを取り入れた教育に力をいれています。
特に内科、腫瘍科、皮膚科は認定医が在籍しており、より充実した研修が可能です。

副院長あいさつ

副院長 河村 圭介

獣医学生の皆様、初めまして。
社会に求められる臨床獣医師としての知識や能力は年々上がっており、新人獣医師がぶつかる壁には様々なものがあります。
当院では、「新人獣医師を三年間で一人前の獣医師に育てる」ことを目的とした獣医師教育プログラムを設け、新人獣医師が一人で悩みを抱えることがないような環境作りを目指しています。
泉南動物病院のスタッフ全員が一つのチームとして、動物とご家族に寄り添った治療を行うことができるよう、共に学び、共に成長していきましょう。

当院の特徴

研修プログラムがあります

就職したばかりの頃は、覚えるべきことが多すぎて、何から手をつけたらよいのか分からず、すべてのことが中途半端になってしまいがちです。
当院では、研修プログラムを設け、主にこれに則って指導獣医師が教育をしていきます。

泉南動物病院の新人研修プログラム

上記とは別に、毎月〜隔月に一回大阪府立大学獣医臨床センターで行われる「泉州勉強会 新人研修」に参加
2年目以降…獣医教育先端技術研究所 宮林孝仁先生による「腹部超音波研修 全6回」に参加
「泉州勉強会 症例検討会」に月1回参加

獣医師間でのカンファレンスがあります

当院では、診察を行った症例のカルテを指導獣医師が確認するようにしています。
主にカルテの書き方、検査や治療の内容、ご家族への説明の仕方をアドバイスします。

院外講師を招聘、院内セミナーが開かれます

当院では、定期的に院外講師を招聘しています。
各分野に精通した講師に院内でセミナーをしていただくことで、その分野の最新の情報を学ぶことができ、獣医師全員の知識の向上にもつながります。
これまで一般内科、腫瘍科、整形外科、歯科、泌尿器科、麻酔科、エキゾチック科の先生にセミナーをしていただきました。

過去に行われた院外講師による院内セミナー(2014.4~2017.2)

学会・セミナーに参加できます

当院では、病院が費用をすべて負担し、各獣医師にあった学会や院外のセミナーに積極的に参加してもらっています。
学会、セミナーへ参加することは、院内だけでは学べない最先端の診断法や治療法を知ることでモチベーションをアップさせたり、現場の診療で最新の獣医療を取り入れた診療を行うことが出来ます。
また、セミナー終了後はレポートを提出してもらいます。これにより、学んできたことの復習ができ、参加できなかった獣医師も知識を共有することができます。
3年目以降は様々な認定医に向けての講習会への参加応援も行います。

さまざまな休暇制度が充実しています

当院は、完全週休2日制であり、休みの日に出勤することはほとんどありません。
また、入社して半年以降からは有休休暇を取得し、長期休暇に海外旅行も可能です。
仕事を効率よく行うためには、仕事と休みのメリハリをつけることが大切です。
女性の方は、産休・育休制度を完備しています。現在も、産休・育休を経て復職されているスタッフが在籍しております。

院内のコミュニケーションを大切にしています

仕事をしているとやりがいを感じることも多いですが、様々な壁にぶつかり、不安やストレスを感じることもあります。それらを抱え込んでしまうと肉体的にも精神的にも負担が増え、仕事に支障をきたす可能性があります。当院では、そのようなことのないよう普段から他の獣医師やスタッフがコミュニケーションをとり、サポートを行うよう努めています。

この写真は、獣医師全員で院長の誕生日会をしたときの写真です。
当院では、院内だけでなく、院外でも食事会やスポーツ大会などで他のスタッフとのコミュニケーションを図るようにしています。

当院を卒業した獣医師たちが全国で活躍中です

かもがわ動物クリニック
萩森 健二 院長 http://www.kamogawa-ac.jp/

私は大阪府立大学を卒業後、2010年まで泉南動物病院で働かせていただき、2011年に京都でかもがわ動物クリニックを開院いたしました。
大学時代は5年生から就職活動を開始し、おそらく大阪を中心とした関西圏の動物病院を10件以上、実習で見て回ったと思います。その中で数ある動物病院と泉南動物病院は何が違ったのか。それは、この動物病院のスタッフ(獣医師・看護師・受付)全員の雰囲気が笑顔で楽しそうに働いていたということでした。実は、これが一番重要であり難しいことであると今になって分かります。医療スタッフの満足度は提供する医療の質につながります。
では、泉南動物病院の獣医師がなぜ笑顔なのかを考えてみました。

1. 獣医療の教育システムが充実している

新人獣医師にとって、最初の約3年間は非常に重要な期間で、獣医師としての基盤が決まると思います。特に1年目の基礎部分の教育システムを泉南動物病院では充実させており、先輩獣医師と常に相談できる環境にあります。私も、先輩獣医師に本当に丁寧に色々と教えていただき、その時の恵まれた環境があったから今の自分があると感じています。もちろん、その後の2年目3年目も獣医師の基盤を作るために院内セミナーや院外セミナーなどのプログラムが組まれていて確実に成長できる環境が整えられていました。

2. 最先端の医療を学べる

自分の興味のある分野があれば、どんどん学会などに参加させていただきました。交通費・宿泊費・学会参加費などもすべて支給していただき非常にありがたかったです。そして、学会で最先端の知識を得て病院に戻り、スタッフに伝えてまた全員で勉強する。それぞれの獣医師がそれぞれの専門分野で新しい情報を病院に取り入れていき、最先端の医療が学べる環境にありました。何より、最先端の診断法や治療法を学ぶだけでなく、その知識を取り入れて実際に臨床にフィードバックできる病院の姿勢や雰囲気がありました。今の自分の治療方針もその時に学ばせていただいた延長線にあり、現在では再生医療やがん免疫療法など新しい治療法を取り入れています。

3. 組織としてチームワークがしっかりしている

何か一つのことをやろうとする時に、全員が同じ方向に向かって進む。それには雰囲気作りが最も重要で、ワンマンではなく1人1人の意見を聞き、それぞれが自主的に考えさせるような雰囲気が必要です。泉南動物病院にはそれがあり、今の私の病院でもそんな雰囲気作りを引き継ぐことができているようで、院内ミーティングではスタッフ全員が意見をどんどん言い合います。本当に全員で働いているという感覚で楽しいです。

4. 横井慎一が院長であるということ

私以外に、泉南動物病院を卒業された先生方はたくさんおられます。毎年、横井院長を中心として親子会と名して旅行に連れていっていただいています。全員、横井院長の人柄に惚れていて、尊敬しています。これほど弟子たちを成功に導き、みんなから愛されている院長はなかなかいないと思います。そんな院長になれるように、私自身も現在精進しています。

その他当院出身の先生達
太華動物病院
高浦 智也 院長 http://www.taika-ah.jp/
やまよし犬猫病院
山本 嘉孝 院長 http://www.yamayoshi-ah.com/
ときのしま動物病院
和田 晃一 院長 http://www.tokinoshima-ah.com/
なんせい動物病院・動物CTセンター
屋我 健太 院長 http://www.nansei-v.com/
アイリス動物病院 
中村 俊文 院長 http://www.iris-vc.jp/
右京動物病院
平野 隆爾 院長 http://www.ukyo-ah.com/
つむら動物病院
津村 文彰 院長 http://www.tsumura-ah.jp/

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