せんなん通信

院内セミナー 腫瘍学

2017.05.02

先日、日本小動物がんセンターの中野優子先生をお招きし、腫瘍学のセミナーをしていただきました。
今回の講義内容は口腔内腫瘍でした。

口腔内腫瘍のなかでも、口腔内形質細胞腫・エプリス・メラノーマについて詳しくお話していただきました。口腔内腫瘍に限らないことですが、それぞれの腫瘍の種類によって良性悪性の割合、転移の可能性、進行の具合が違います。その結果治療方針も変わってきます。
今回の講義でさらに知らなかったことが勉強できたので今後の診察に生かしていきたいと思います。

お口の中、というのは普段お家でなかなか目に付かない場所かと思います。皮膚の上のできものならば、見た目でもわかりやすいですしよく触る場所ですので、すぐに飼い主さんが気付かれることが多いですが、口腔内の腫瘍やできものとなると、かなり大きくなってから発見されることも多々あります。
またその他の症状として、口臭の変化、流涎、口からの出血(時に鼻出血)、食べ方の変化、嚥下困難、体重の減少などが一般的です。
お家では口の中を見せてくれないわんちゃんねこちゃんもいらっしゃるかと思います。口の中は見れないけれど上記の症状が顕著な場合は一度病院に診察に来ていただけると早期発見につながるかもしれません。

中野Dr 腫瘍セミナーunnamed

獣医師 松本

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