せんなん通信

エキゾチック動物の病気と予防

2009.10.10

<エキゾチック動物とは??>
ウサギやフェレット、ハムスターなどの小動物のことです。
近年はエキゾチック動物を飼われている方が増えています。
しかし犬・猫とは違う生き物ですから、
正しい飼い方が分からずに飼っていらっしゃる方も多いようです。

そこで、初めてエキゾチック動物を飼われた方はまず病院で健康診断を受けていただき、
飼い方、食事等で分からない事があれば質問していただけると良いと思います。

<エキゾチック動物の寿命>
ウサギの寿命は平均7年前後で、最近では10年以上生きる子も珍しくありません。
チンチラの寿命は平均10~15歳ほどで、中には20年以上生きる子もいます。
フェレットの寿命は平均6年ほどです。
ハムスターの寿命は平均2年ほどです。
文鳥の寿命は平均7~8年ほどです。
インコの寿命は平均10~30年と鳥種によって異なります。

動物により寿命の長さは様々ですが、共通する長生きの秘訣は、
飼育環境を整え、バランスの取れた食事を取り、ストレスを貯めないよう適度に運動させることです。
また病気の早期発見も重要で、日頃から体調の変化がないか、よく触り、よく観察してください。

半年~1年に1度は病院で定期健診を受け、
ウサギであれば歯が伸びていないか、耳が汚くなっていないか、寄生虫はいないかなど、
定期的にチェックするようにしましょう。

また、高齢と呼ばれる歳になった子は(ウサギ=5歳以上、フェレット=4歳以上)、
様々な病気にかかります。
例えば、フェレットは腫瘍になりやすい動物です。

エキゾチック動物は、犬や猫とは違い生態系では弱い立場の動物です。
その為、体調が悪くても体が動けば元気なそぶりを見せ、
病気を隠そうとするので飼い主さんの発見も遅れてしまい


早期発見であれば助かる病気も手遅れになってから来院されることがよくあります。

これを防ぐためにも、高齢になったエキゾチック動物では3ヶ月~半年に1回健診とともに、
血液検査・レントゲン検査を行い病気の早期発見に努めることをおすすめします。



予防について・・・>
フェレットは、犬ジステンパーウィルスにかかりやすく、感染発症するとほぼ100%死亡すると言われています。
これを予防するためにも1年に1回ワクチンをうつようにしましょう。
またフィラリア症にかかる危険性もあるため、月に1度はフィラリアの予防をすることをおすすめします。

避妊手術をしていない5歳以上の雌ウサギは80%の確率で子宮の病気にかかっているという報告もありますので、
子供を作る予定のないウサギは若い頃に避妊手術を受けることをおすすめします。

※注意※
エキゾチック動物はストレスに大変弱い動物なので、診察・検査もその子の状態に合わせて実施します。
また、お魚の診察は行っておりません。

獣医師 伊原 宏美

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