せんなん通信

猫の行動からわかる猫の気持ち

2011.03.01

皆さんは猫に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
気まぐれで自由奔放なイメージが強く、人になつかないのでは?と
思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、猫も社会性のある動物です。
様々な行動や仕草で相手に自分の思いを伝えてくれます。

例えば、自分から近づきスリスリしてきたと思ったら噛みついてきたり、
何もないのにじーっとこちらを見つめてくる等、状況によって猫の行動は異なります。

では、実際に猫は何を伝えようとしているのでしょうか?
猫の行動をよく観察し、どんな時に何を伝えようとしているのか猫の気持ちになって考えてみましょう。


①かまって欲しい時

★鳴いて飼主さんを呼ぶ★
ご飯が欲しい時や飼主さんに
かまって欲しい時に
甲高い声で鳴いてアピールします。
鳴いて知らせるくらい強い欲求なので、
可能であれば応えてあげて
欲求を満たしてあげてください。


※洗濯機のコードは抜いています※

 

★体をスリスリこすり付ける★
猫の額や頬には臭いをつける臭腺があり、
相手に自分の臭いを付けることで
安心しようとします。
その行動が見られた時は
額や頬を優しく撫でてあげてください。

体をスリスリこすりつける

 


★人の目の前に座る★
雑誌や新聞を見ている時に
その上に座ったり、目の前に立ち止まって
お腹を見せるなど、かまって欲しくて
邪魔をすることがあります。
優しく撫でてあげたり
声をかけて猫に注目してあげてください。

 


人の目の前に座る

 

★じっと見つめる★
ちょっと興味があったり、
シャイな猫では相手に少し期待を込めて
見つめることがあります。
しかし、近づくと警戒して
逃げてしまう事もあるので
優しく声をかける程度で
自分から近づいてくるまで
待つようにしてください。

じっと見つめる

 

★いたずらする・噛みつく★
わざと物を落としたり、
いけない場所で爪とぎを
するなど飼主さんの嫌がることを
わざとして気を引こうとします。
また、急に噛みついたり、
飛びついたりすることも
飼主さんが叱った事に対して
「かまってもらえた」と学習し、
気を引く為に行うことがあります。
されて困ることには絶対に応えず
「嫌なことをしたらかまってもらえない」と
いうことを教えましょう。

 いたずらする


②安心している時

★寝転がってお腹を見せる★
猫にとってお腹は急所。
そのお腹を見せてゴロゴロしている時は
リラックスしている状態です。
猫の邪魔をせず
好きに過ごさせてあげてください。

 寝転がってお腹を見せる

 


★撫でた時にゴロゴロ喉が鳴る★
もともと猫親子のコミュニケーションの手段で
使われますが、大人の猫でも撫でられて
「気持ちが良い~」と満足している時に
ゴロゴロ喉を鳴らします。
頭や喉を優しく撫でてスキンシップを
とってあげてください。

ゴロゴロ喉が鳴る 

 


★あくびや毛づくろいをする★
リラックスしている時に見られる行動です。
他にも叱られた時には、
怖い気持ちを落ち着かせようと
あえてあくびや
毛づくろいをすることがあります。

あくびや毛づくろいをする 

③警戒している時

★そっぽを向く★
怒っている相手に対して
よく見られる行動で、
そっぽを向いて敵意が無いことを
相手に伝えようとしています。

そっぽを向く

 

★姿勢を低くして耳や尻尾を下げる★
強い警戒心や怖い気持ちを
抱いている状態です。
お家でこのような状態が続いていくと
ストレスから体調を崩すことがあるので、
警戒するものを
取り除いてあげてください。

姿勢を低くして耳や尻尾を下げる

 


★隠れる・逃げる★
警戒心の強い子や怖がっている子は、
身を守る為に家具の裏や隙間に逃げたり
隠れようとしたりします。
無理に近づいて引っ張り出そうとせず
そっと見守ってあげてください。


逃げる・隠れる

④怒っている時

★シャーッと言って背中の毛を逆立たせ
尻尾を膨らませる★
恐怖心が高まった時や
怒って威嚇をしている時に見られます。
近づくと攻撃される危険性があるので、
猫がこのような状態の時は
目を合わせないように伏せて
ゆっくり猫から離れてください。

シャーッと言って背中の毛を逆立たせ尻尾を膨らませる

 

★尻尾をバンバン叩くように大きく振る★
猫はいらいらしている時に
尻尾を大きく振って機嫌が悪いことを
アピールします。
この行動が見られた時にも
近づかずにそっとしてあげてください。


いかがでしょうか?猫を飼っている飼い主さんは、自分の子に当てはまる部分もあるのではないでしょうか。
今回ご紹介した猫の行動はごく一部です。
その時の状況やその子の性格で読み取る仕草や行動が変わってきますので、是非猫をよく観察して
猫の気持ちを考えてみてください。何を考えどんな思いをしているのか解ってくると、
猫との心の距離が縮まるきっかけになると思います。

看護士 小柴有加里

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