せんなん通信

異物摂取の怖さ

2018.01.08

「うちの子、なんでも口に入れるし、食べてしまうんです」

わんちゃん・ねこちゃんを飼われている方の大半は納得することではないでしょうか。

わんちゃん・ねこちゃんは、食べ物だけではなく、ビニールやボタン、時には針など、どうして!?と思うようなものまで飲み込んでしまいます。

飼い主様の一瞬の気のゆるみで、愛犬・愛猫の命が危険にさらされてしまうのです。

 

先のとがっているものは、消化管に刺さってしまう可能性があります。

飲み込んでしまった物のサイズによっては、腸に詰まってしまうかもしれません。

薬物や殺虫剤などは、中毒の原因になります。

そして、一番怖いのは我々がひも状異物とよんでいるものです。ロープももちろんですが、ビニールやタオルなど、伸ばすと長くなるもの、ひものようになるものは、腸でひっかかって破れてしまい、緊急手術をしても命を落としてしまうことも少なくありません。

 

また、意外と見落としてしまいがちなものが、お家にあるおもちゃです。もしかしたらその身近なおもちゃさえも危険かもしれません!

ぬいぐるみ

 

ぬいぐるみ

目の部分についているマグネットやリボンなど危険です。

咬みちぎって中の綿を食べてしまう危険性も…

 

ロープ

ロープ

かみ砕くとヒモになってしまいます。

 

 

この2つは飼い主様と一緒に遊ぶ分には問題ありません。しかし、目を離したすきに異物摂取につながる可能性があるので、使い方には十分注意しましょう。

 

異物摂取は私たち人間の責任です。わんちゃん・ねこちゃんが手の届くところには絶対に危険なものを置かないようにしましょう。特にねこちゃんは高いところも平気で登ってしまうため注意が必要です。もしなにか食べてしまった場合は吐き出すのを待たず、近くの動物病院にすぐ連れて行き、獣医師の診察を受けることをお勧めします。

獣医師 松本

 

 

PAGE TOP ↑