せんなん通信

我が家に新しい家族が増えました。

2016.04.07

ヨークシャテリアの女の子で、「ちくわ」と命名しました。

ちくわ

え?なんでそんなヘンな名前なの?と思う方も多いと思うので、ここで解説。

この子は先天的に口蓋裂として生まれてきました。

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正 常          ちくわの場合      (SURGEON25 2001Jan-Febより)

犬の口蓋裂とは口腔と鼻腔がふさがらずにつながっている状態を表します。ヒトでもこの病気は認められ、日本人では1000人中約2人がこの病気を持って生まれてくるというデータがあります。犬の場合、母犬のおっぱいを吸っても胃の中に入らないので通常しばらくすると死に至りますが、生後すぐに発見し、毎日胃の中にミルクをチューブで流し込むことで、3ヶ月齢まで運良く育つことができれば、手術が可能になります。この「ちくわ」も違う病院でブリーダーさんに放棄されたところを私が引き取りました。
穴は空いたままですが、フガフガ鼻がなる程度で特に生活に支障はなく、ぐんぐん成長しております。口と鼻が穴でつながっていること。そうそれが「ちくわ」の命名これが由来です。

実は、小型犬の子犬を家族として迎えるのは30年以上ぶりです。すっかり忘れていたのですが、小型犬の子犬ってこんなに、やんちゃでしたっけ? 実際に接しているとやっぱり超絶可愛いです。家に帰ると、ただいまを言わずにワントーン高い声で、「ちーちゃん!」と言ってしまいます。そして、来院するヨークシャテリアがなんだか、他の犬種より可愛く見えたりします。あー、これが親バカなのか。そして先住ネコとの同居も考えつつ、しつけに奮闘しております。(実際に頑張っているのは妻ですが…)という訳で、獣医師歴25年でありながら、改めて子犬の家族目線で、しつけ指導や飼い方指導をさせて頂きたいと思います。また、ワンちゃんとネコちゃんが同居しているご家族にも何かアドバイス出来たらと思います。

皆様、病院で見かけた時には「ちくわ」をどうぞよろしくお願いします。

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たまに舌をしまい忘れます。

院長 横井 愼一

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