せんなん通信

《ワンちゃん、ネコちゃんが食べてはいけないもの》

2015.10.12

今回は、飼い主様に特に気を付けていただきたい、「ワンちゃん、ネコちゃんが食べてはいけないもの」のお話です。

 

チョコレート

チョコレートに含まれるカカオが原因となり、ワンちゃんが食べ過ぎると異常な興奮や意識の昏睡などが起こります。カカオの量に応じて中毒が生じるので、甘いホワイトチョコよりも、苦いビターチョコの方がより危険です。体重5kg程度の小型犬がビターチョコを板チョコ1枚以上食べてしまうと中毒が生じる可能性があります。

 

キシリトールガム

ワンちゃんがキシリトールガムを食べると、体内で糖を分解するためのインスリンが過剰に作られ、低血糖症になってしまいます。低血糖症になると、意識の昏睡が起こり、そのまま死の危険が生じます。キシリトールガムを1粒食べただけでも中毒を起こす可能性があるため、注意が必要です。

 

観葉植物

観葉植物は、種類によって様々な中毒を起こしますが、最も注意しなければならないものがネコちゃんのユリ中毒です。ユリはネコちゃんにとって非常に危険な植物で、生けた花瓶の水を飲むだけで腎不全を起こし、死に至ることもあります。

 

人の医薬品

体の小さなワンちゃん、ネコちゃんにとって、人の医薬品は副作用が起きる可能性のある危険な毒物です。日常的に使うお薬の中では、痛み止めのお薬が特に危険です。1錠飲んだだけで激しい胃腸炎や腎不全が生じることがあります。また、湿布にも同じ成分が含まれていることがあるため、飼い主様の使用後は特に注意が必要です。

 

以上の他にもワンちゃん、ネコちゃんには様々な「食べてはいけないもの」があります。いつもと違うものを食べてしまった、様子がおかしい、そんな時はすぐに動物病院に連絡して下さい。

 

獣医師

河村 圭介

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