せんなん通信

どうしてワンちゃん・ネコちゃんの歯をキレイにするのに麻酔が必要なの?

2015.03.06

皆さん、自分のおうちにいる動物の口の中を毎日チェックしていますか?

日頃から歯のケア(歯磨きなど)をおこなっていないと徐々に歯の表面が汚れ始め、
口が臭くなり、いずれ歯や歯肉の病気(歯周病など)になってしまいます。

 

実は、犬や猫の口の中の病気で最も多くみられるものが歯周病で、
3歳以上の成犬・成猫の80%以上が歯周病をもっていると言われています。
その歯周病の原因の多くは歯に付いてしまった歯石であるため、治療には歯石除去が必要となります。

麻酔をかけずに歯石除去を行うことはお勧めしません。
なぜなら、麻酔が効いていない状態だと処置が痛くて暴れることで怪我をさせてしまったり、
無理矢理おさえて歯石を取ることで、それがトラウマとなり今後自宅で歯磨きを行えなくなってしまいます。
さらに歯周病の治療で一番大切な歯と歯肉の間(歯周ポケット)の歯石除去や歯の裏側の歯石除去が行えないため治療自体が中途半端になってしまいます。
また、歯石除去を行ったあとにしっかり表面を磨き、コーティングまで行わないと、
表面に細かな傷が残り、今後、今まで以上に歯石が付きやすくなり、さらに歯周病を悪化させていまします

そのため歯石除去を行う際には必ず全身麻酔が必要です。

歯周病にならないように毎日歯のケアを行うことが何より大切ですが、もし歯周病になってしまった場合はその子にとってベストな治療を獣医師と相談しましょう!

当院では予防歯科&歯科治療に力をいれています。何でもお気軽にご相談ください!

歯石除去の方法

獣医師 津村 文彰

獣医師 津村は2015年3月4日をもちまして退職させて頂きました。
堺市にて、動物病院を開業予定です。 お世話になりました。

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