せんなん通信

食欲の秋に要注意!意外と知られていないワンちゃん・猫ちゃんの危ない食べ物

2013.11.12

人が食べているものの中には、お家のワンちゃんや猫ちゃんにとって健康を害するものがあります。
ネギ類やチョコレートなどよく知られている食べ物から、
意外と知られていない食べ物まで、そのいくつかをご紹介します。

 

 

①    チョコレート
チョコレート
チョコレートの中に含まれるテオプロミンという成分が、ワンちゃんや猫ちゃんの心臓と中枢神経を刺激します。
個体差がありますが、嘔吐や下痢、痙攣等の症状がみられ最悪の場合突然死することがあります。

②    ネギ類(ネギ、玉ねぎ、にんにく等)
ねぎ
ネギ類にはワンちゃんや猫ちゃんの血液の成分である赤血球に対して、毒性のある物質(n-プロピルジスルフィド)が含まれています。
これにより、貧血や血尿といった症状を起こすことがあります。
この成分は熱にも強いため、すき焼き、ハンバーグといった
ネギ類を使った人の食事を与えた場合も、中毒を起こす危険性があるので注意して下さい。

③    キシリトール
キシリトール
人のガムに含まれているキシリトールを大量に食べてしまうと、重度の低血糖を起こします。
一部のワンちゃん用のオーラルケア製品にはキシリトールが含まれていることがあるので、用法用量に注意してください。

④    生のイカ、タコ、貝類

いか 貝

生のイカの内臓にはビタミンB1を分解する酵素(チアミナーゼ)が含まれているため、
ビタミンB1欠乏症を起こし、嘔吐や痙攣等の症状を起こすことがあります。
ただし、熱を加えると酵素の働きが衰えるので、加熱調理をすれば問題ありません。

⑤    牛乳
牛乳
一部のワンちゃんや猫ちゃんは、牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が充分にないため、
消化・吸収することができず下痢を起こすことがあります。
牛乳の他にも、クリームやアイスクリームなどの乳製品を与える際は、注意が必要です。

⑥    ぶどう(レーズン)
ぶどう
ぶどうは大量に摂取すると下痢や腹痛、腎不全等の症状を示すことがあります。
直接の原因は不明ですが、ぶどうは与えるべきではない食べ物です。

⑦    人の食べ物
人の食べ物
ワンちゃん猫ちゃんは汗をかかないので、人の1/3程度の塩分しか必要としません。
そのため味付けの濃い人の食べ物は塩分を過剰に取りすぎることとなり、腎臓や肝臓に悪影響を及ぼします。
また、糖分もとり過ぎると肥満を招き、病気を引き起こす原因となります。

ワンちゃんや猫ちゃんが喜んで食べてくれるものでも、その食べ物によっては知らず知らずのうちに病気を引き起こすこともあります。
一緒に暮らしていく上で危険な食べ物を知ることは事故を未然に防ぐことにも繋がります。
ペットと楽しい生活送るためにも、ここでご紹介した内容を是非知っておいてくださいね。

秋は旬の美味しい味覚がたくさんあります。食欲の秋だからといって人も食べすぎに注意して下さい。

動物看護師 小柴有加里

PAGE TOP ↑