
いつもよりも元気がない、食欲がない、よく吐く、下痢をしてしまう、食べても食べても太らない、あまり食べないのに太っていく、水を異常に飲む。これは言葉を発する事ができない動物達からのサインです。
しかしこのサインに気づくのは難しく、病気のサインだと認識したときには病状が進行してしまっていることも少なくはありません。
整形外科疾患や皮膚疾患などのように目で見ることができない内科疾患はこのようなサインが大きな指標となります。例えば嘔吐が合った場合には、膵炎、異物による閉塞、腎臓病、肝臓病、感染症、腫瘍などの原因が考えられ、様々な検査を行い診断していくことで病気を突き止めます。
また、治療を行う際にも、手術が適応とならずに、長い期間、場合によっては一生、お薬を飲ませることが必要なることも少なくはありません。ですが、そのような病気を早期発見、診断し治療を行うことで良好に維持できることが多いのも内科疾患の特徴です。
例えば、糖尿病。人間でもメタボリック症候群として注目されていますが、犬や猫においても糖尿病は増加傾向にある病気です。人の糖尿病と同じように、食生活の見直しと自宅でのインスリン注射や、経口血糖降下剤を用いて治療します。しかし、人と大きく異なる点は、言葉が喋れないこと(不調を訴えられない)、採血が困難なこと(血糖値の測定のたびに来院が必要)です。そのため、自宅でのインスリンによる血糖コントロールが可能になるまでには多くの時間と費用がかかってしまいます。また血糖維持が可能になっても定期的な診察が必要です。多くの動物で永続的な治療が必要となりますが、治療を継続することで寿命を全うすることが出来る病気でもあります。
当院では、適切な説明によるコンセントをモットーに、治療計画をたて、動物達が御家族と楽しい時間を長く過ごせるためのお手伝いをさせていただきます。 ご不明な点などございましたら御気兼ねなく担当獣医師までご相談ください。 |
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