各科のご案内

【 眼科のご案内

動物にとって眼は飼い主さまとコミュニケーションをとったり、大好きなオモチャを追いかけたりと、とても大切な器官です。
『見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れる』という五感のうちの一つ『見る』という機能を失うということは、動物にとってとても辛い状況になります。眼の病気で死に至ることはほとんどありませんが、病気によっては今までの生活に支障が出ることがあります。

動物にも、ドライアイ、角膜潰瘍、白内障、緑内障などたくさんの目の病気があります。例えば目が赤いという症状ひとつとっても、様々な病気が隠れている可能性があるのです。眼の異常に気付かないまま病状が進行してしまい、失明するということにならないよう、他の疾患と同様、眼の病気も早期発見・早期治療が重要です

目の病気を正しく診断、治療するには、特殊な検査機器と技術が必要になります。当院では様々な眼科疾患に対応するため、細隙灯顕微鏡(スリットランプ)、眼圧測定器、双眼倒像鏡、超音波装置を用いて診療を行っています。

  • スリットランプ検査

    スリットランプ検査

  • 眼圧測定

    眼圧測定

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【 歯科のご案内

歯周病とは

犬や猫の口の中の病気で最も多くみられるものが歯周病で、3歳以上の成犬・成猫の80%以上が歯周病をもっていると言われており、人間のような虫歯(う歯)はあまり見られません。
歯周病とは歯垢中の細菌が歯面に付着して、歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)が炎症を起こす病気です。
歯茎の赤み、腫れ、軽度の痛みなどが主な症状で、さらに進行した歯槽膿漏では、口臭、排膿(膿がでる)、歯槽骨吸収(歯を支えている骨が溶ける)、歯の動揺(グラグラゆれる)、強い痛みなどの症状ですが、日常生活で犬はその症状を訴えることはありません。そのため飼い主さんは、「歯石が付いて口が臭くなった」くらいにしか考えていないことが多いようです。
このような歯周病が進行してしまうと当然歯を抜かざるをえないことも多いですが、放っておくと歯の問題だけではなく口の中の多くの細菌が体中を駆け巡り、心臓病や腎臓病などの全身疾患を引き起こすこともあります。
そばにいるかわいい家族の歯をもう一度見てあげてください。
口臭がひどくなっていませんか?歯石が付き始めていませんか?それは歯周病の始まりです。

  • 健康でキレイな犬の口腔内

    健康でキレイな犬の口腔内

  • 歯石除去前の歯肉炎の犬の口腔内

    歯石除去前の歯肉炎の犬の口腔内

歯周病の治療

歯周病の原因の多くは歯に付いてしまった歯石です。
歯石除去は全身麻酔をかけずに行うと動物が暴れて怪我をさせてしまったり、歯と歯肉の間(歯周ポケット)の歯石除去や歯の裏側の歯石除去が行えないため治療自体が中途半端になってしまいます。
そのため当院では、必ず全身麻酔をかけて行います。全身麻酔をかけた状態で、歯の表面の歯石除去(スケーリング)、歯周ポケットの歯石除去(キュレッタージ)、歯石の土台を完全に取り除くための研磨 (ポリッシング)、歯石の再付着を遅らせるためのコー ティングなどを行います。
歯石除去を行うと、歯周組織で起こった炎症を抑え、痛みや不快感を取り除くとともに口臭も無くなります。

  • 治療前

    治療前

  • 治療前

    治療後

また、歯周病の治療後は、再発予防のための歯磨きが必須です。
当院で行われている、無料の歯磨き教室に参加して、健康でキレイな歯を保ちましょう。

歯髄療法

木や石など硬いものをかじる癖のある犬の歯は、歯が折れてしまったり、磨り減って変形したり、色が変わってしまっていることがあります。このような歯の損傷は犬の歯に多い疾患の一つです。
歯が折れた状態で放置されてしまうと、歯髄(歯の中の血管が流れたり神経が通っているところ)は感染や壊死を起こしてしまいます。放って置くと、顎や頬に穴が開いてしまったり(歯瘻)、鼻の方にまで感染が広がり(口鼻瘻管)、最終的には抜歯が必要になることがあります。
歯が損傷してすぐの状態であれば、歯を抜くことなく元に近い状態に治すことも可能です。それが歯髄療法です。
歯の損傷を発見したら、すぐにご相談ください。

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【 腫瘍科のご案内

腫瘍とは

腫瘍とは、細胞が過剰に増殖する状態のことを言い、良性と悪性に大別されます。
良性腫瘍は転移することはありません。
一方、悪性腫瘍は転移しやすいものが多く、完治が不可能な場合があり、悪性腫瘍が原因で亡くなってしまうこともあります。

腫瘍の診断

腫瘍の診断には「細胞学的診断」と「病理組織学的診断」があります。
前者は腫瘍に針を刺して細胞を採取する方法です。この検査は、動物が痛みを伴うことはほとんどありません。一方で腫瘍の一部の細胞しか採取することはできないので、100%診断できるわけではありません。しかし、この検査によりある程度良性と悪性の診断が可能です。
後者は腫瘍組織の全部または一部を採取する方法で、上記の検査で診断ができない場合に行います。この検査を行うには局所あるいは全身麻酔が必要な場合が多いですが、診断を確定することが可能です。

腫瘍の治療

  • 肺腫瘍の犬、治療前のレントゲン検査

    肺腫瘍の犬、治療前のレントゲン検査

  • 抗癌剤治療(約一年)後の

    抗癌剤治療(約一年)後の
    レントゲン検査

当院ではさまざまな腫瘍に対して、手術・抗癌剤・免疫療法を実施しています。また必要であれば放射線治療設備の整った施設への紹介、腫瘍がどこまで広がっているか、CT検査が行える施設への紹介も行っています。
良性腫瘍は転移することがないため、その多くが手術を行うことで完治が可能です。
また、悪性腫瘍の中にも、乳腺癌や肥満細胞腫などのように転移する前に手術することで完治が可能なものもあります。
手術だけでは完治が不可能な場合は、その子が楽に過ごせる時間を可能な限り延ばすことを目指すため、併せて放射線治療や抗癌剤、免疫療法を行います。またリンパ腫のように手術ではなく抗癌剤のみを行う腫瘍もあります。このように悪性腫瘍はその種類によってだけではなく、同じ腫瘍であってもどこまで広がっているか、転移があるかで治療方針が全く異なります。

当院では、腫瘍症例に対しては、「どのような腫瘍なのか」、「その腫瘍がどこまで広がっているのか」、「転移はあるのかどうか」を適切に判断し、オーダーメイドの治療を御提案しています。

悪性腫瘍の多くは大きくなればなるほど動物の寿命が短くなります。
そのため、腫瘍を早期発見するためにも5~6歳の中年齢以降は定期的な健康診断を受けることをおすすめします。

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【 循環器科のご案内

当院での心臓病の検査

まず聴診で血液の異常な流れによって生じる心雑音や不整脈などの有無を確認します。
しかし、聴診だけでは心臓病の正確な診断や評価が困難なため、異常が疑われる場合には、レントゲン撮影、超音波検査、心電図検査などを実施します。いずれの検査も無麻酔で行うことが可能で、ほとんど負担のかからない検査です。これらの検査をしっかり行うことでその病気・病態に合った治療を行うことができます。

  • 聴診器

    聴診器

  • レントゲン検査機器

    レントゲン検査機器

  • 超音波検査機器

    超音波検査機器

  • 心電図機器

    心電図機器

犬で最も多い心臓病

犬で最も多い心臓病は、僧帽弁閉鎖不全症です。
キャバリア、シーズー、マルチーズ、チワワ、ヨークシャテリア、ポメラニアン、ミニチュアダックスフントなどに多くみられます。
発症の多くは老齢になってからですが、若齢でもみられる可能性はあります。

犬の心臓は人と同じように、右心房・右心室・左心房・左心室の四つの「部屋」からなっています。僧帽弁とは、その中で左心房と左心室の間に存在する弁のことをいい、血液が逆流しないようにする重要な役割を果たしています。この弁の一部または全部がうまく機能しなくなることにより、心臓の中で血液が逆流してしまいます。始めは無症状ですが次第に病気が進行し次のような様々な症状が現れます。

●食欲がなくなる
●運動を嫌がり散歩途中で座り込む(運動不耐性)
●咳をする、呼吸が荒くなる(気管が圧迫される、肺に水がたまる)

このような症状が現れ始めたら、命にかかわる事態にもなりかねません。
運動制限や食事療法(低塩分)などによる生活の改善や、血圧を下げるお薬や心臓の収縮を助けるお薬などにより心臓の負担を軽減します。これらの治療は病気の進行を抑え、上記のような症状を軽減します。症状が無いからといって投薬を途中でやめてしまわないようにしましょう。また定期的な検査により病気の進行をチェックしていきましょう。

  • 僧帽弁閉鎖不全症が生じた心臓

    僧帽弁閉鎖不全症が生じた心臓

  • 正常な犬のレントゲン検査

    正常な犬の
    レントゲン検査

  • 僧帽弁閉鎖不全症が生じ、心臓が拡大した犬のレントゲン検査

    僧帽弁閉鎖不全症が
    生じ、心臓が拡大した
    犬のレントゲン検査

猫で最も多い心臓病

猫で最も多い心臓病は肥大型心筋症です。
アメリカンショートヘアー、ラグドール、メインクーン、ブリティッシュショートヘア、スコティッシュフォールド、ペルシャ、ヒマラヤン、ノルウェージャンフォレストキャット、日本猫(雑種猫)などに多くみられます。
発症は若齢~老齢と、どの猫においてもみられる可能性があります。
肥大型心筋症は、心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなってしまうことで体中に充分な血液が送れなくなってしまう病気です。始めは無症状ですが次第に病気が進行し次のような様々な症状が現れます。

  • 肥大型心筋症が生じた心臓

    肥大型心筋症が生じた心臓

●少しの運動で呼吸が荒くなり動かなくなる
●呼吸困難
●歩き方がおかしくなる(後ろ足が麻痺する)

このような症状が現れ始めたら、命にかかわる事態にもなりかねません。
運動制限や食事療法(低塩分)などによる生活の改善や、心拍数を調節する薬や血圧を下げるお薬お薬などにより心臓の負担を軽減します。これらの治療は病気の進行を抑え、上記のような症状を軽減します。症状が無いからといって投薬を途中でやめてしまわないようにしましょう。
肥大型心筋症は聴診で異常が認められないことも多く、早期発見には健康なうちから定期的に超音波検査やレントゲン検査を行うことが必要です。半年~年に一回の健康診断をおすすめします。詳しくは獣医師までご相談ください。

  • 正常な猫の超音波検査

    正常な猫の
    超音波検査

  • 肥大型心筋症の猫の超音波検査

    肥大型心筋症の猫の
    超音波検査

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【 整形外科のご案内

動物は、怪我をしてしまった時、痛い場所を言葉で伝えることができません。
そのためわれわれ獣医師は、歩き方や行動の異常を診る視診や、骨や関節を丁寧に触る触診を行い、動物の痛みの場所を把握し、レントゲン検査で原因を突き止めます。
骨折には様々な種類があり、その種類によって治療法も異なります。当院ではその子に最も合った治療法を考え、御提案しています

  • 中手骨骨折手術前のレントゲン検査

    中手骨骨折手術前の
    レントゲン検査

  • 中手骨骨折手術後のレントゲン検査

    中手骨骨折手術後の
    レントゲン検査

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【 神経科のご案内

脳と神経に関する病気を治療する診療科です。脳や神経に異常が生じると、発作や足のふらつき、行動の異常が認められるようになります。
脳疾患の多くは血液検査やレントゲン検査では診断がつかず、専門病院でのCT検査やMRI検査が必要となります。
そのような場合は、信頼のおける専門病院へと紹介させていただき、紹介病院と連絡を取り合ってその後の治療をスムーズに進めます。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは犬で最も多い神経の病気です。
背骨の間にある椎間板が、神経(脊髄)の通っている脊柱管の中に出てきて神経を圧迫することによって発症します。
ヘルニアを起こしている場所や神経の圧迫の程度によって症状が異なります。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの治療方法は、安静と鎮痛薬の投与による内科療法と、神経を圧迫している椎間板の除去による外科療法に分けられます。
当院では、症状によって重症度を見極め、その子に一番合った治療方法を御提案します。

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【内科のご案内

いつもよりも元気がない、食欲がない、よく吐く、下痢をしてしまう、食べても食べても太らない、あまり食べないのに太っていく、水を異常に飲む。
これは言葉を発する事ができない動物達からのサインです。
しかしこのサインに気づくのは難しく、病気のサインだと認識したときには病状が進行してしまっていることも少なくはありません。
整形外科疾患や皮膚疾患などのように目で見ることができない内科疾患は、このようなサインが大きな指標となります。

内科ではこのサインをヒントに、隠れた病気を見つけ出していきます。
当院では、動物達の症状に合わせて、血液検査・尿検査・便検査・レントゲン検査・エコー検査・内視鏡検査などを行い診断し、飼い主様にわかりやすく治療方針をお伝えします。

また必要があれば、二次診療施設と連携を取り、CT検査やMRI検査を行うことで、さらに高度な診断治療にも迅速に対応しています。

※当院では、日本動物協会病院協会内科認定医の宮崎が勤務しております。

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【麻酔科のご案内

去勢手術や避妊手術のような日常的な手術から、生命を救うための緊急手術まで、ほとんどの外科手術には、全身麻酔が必要です。そして、人医療でも動物医療でも、100%安全な全身麻酔というものは存在せず、麻酔事故のリスクは0になることはありません。しかし、術前に血液検査やレントゲン検査を行って、その動物の状態を正確に把握することで、そのリスクは限りなく0に近づけることができます。当院では、外科手術に際しては必ず術前検査を行い、その動物にとって最善の麻酔薬を選択しています。また、術中は勿論、術後、意識がはっきりするまで、それぞれの動物に担当の麻酔係がつき、しっかりと管理を行います。

麻酔モニター当院で使用している麻酔モニターです。心拍数、呼吸数、血圧、血中酸素濃度、終末期呼気炭酸ガス濃度、麻酔深度が一目で分かります。異常発生時にはアラーム音が鳴り、担当の麻酔係が即座に対応します。

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【皮膚科のご案内

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【栄養管理科のご案内

人間と同様、ワンちゃんネコちゃんの健康管理においても、食事(=フード)がことさら重要であることは言うまでもありません。
正しいフードの選択は、動物たちと素晴らしい時間を過ごすための第一歩です。
しかし、フードと言ってもたくさん種類があります。
『どれが合っているのかわからない』『どのくらいあげればいいの?』など、フードに頭を悩ませている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
私たち泉南動物病院では、獣医師をはじめ、栄養管理の資格を持った看護師が、フードの種類、量、回数など、ひとりひとりに合ったアドバイスを提案します。
※当院では、臨床栄養指導認定動物看護師2級の小山と木村が勤務しております。

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