せんなん通信

ダイエット、始めませんか?

2019.03.28

こんにちは。獣医師の柿阪です!
タイトルにありますように、今日のお話はダイエットについてです。

この記事をお読みいただいている方の中にも、ペットの体重・体型でお悩みの方は多いのではないでしょうか?
また、うちの子が太っているのか痩せているのか分からない。。。というご家族もいらっしゃるかと思います。
ペットの適正な体型が分からないという内容も日頃から本当によく相談されます。
ペットの肥満が気になる方だけでなく、ペットが肥満なのか正直あまり分からない方も是非最後までお付き合い下さい。

あまり知られていないことですが、日本で暮らすワンちゃん、ネコちゃんの約半分が肥満傾向だといわれています。

肥満体型だと、関節や腰に負担がかかるだけでなく、糖尿病などの内科的疾患にかかりやすくなると言われています。
また、椎間板ヘルニアや猫の肝リピドーシスなど命にかかわる病気になってしまう動物達もいます。
適正体重の維持はワンちゃんやネコちゃんを守る上で、ワクチンやノミ・マダニ、フィラリア予防と同じぐらい大切なものだと言えるのではないでしょうか?

実は、先月から大手ペットフード会社のロイヤルカナンジャポン主催のダイエットコンテスト、クリニカルケースコレクションが開催されています。
ダイエットが必要なワンちゃんネコちゃんと獣医師・ご家族が一丸となって適正体重を目指そう!という企画です。
ダイエット成功を目指して獣医師をはじめ病院スタッフが相談に乗らせていただきます。

また、本企画に参加頂き最後までダイエットを頑張って頂いたご家族には、同社のダイエットフードをプレゼントさせて頂きます!
それもなんとワンちゃんで計6 kg、ネコちゃんで計4 kg!
さらに、ケースコレクションでグランプリに選ばれた場合、賞品として可愛い写真付きの表彰状が貰えます!

ダイエットさせなきゃ。。。と思いつつもなかなか一歩を踏み出せない方は、これを機に泉南動物病院スタッフと一緒にダイエットをがんばりましょう!
体重チェックは無料でさせて頂いているので、ダイエットに少しでも興味をお持ちの方、そもそもダイエットが必要なのか分からないという方は、お気軽に病院スタッフまでご相談ください。

獣医師 柿阪

マダニによる予期せぬ感染症~バベシア症~

2019.02.20

バベシア症とは?

バベシア症とは、マダニが運ぶバベシアという原虫によって引き起こされる感染症です。
バベシアは、犬の赤血球に住み着き、これを壊してしまうため、貧血を引き起こします。
貧血により、食欲や元気が落ちてしまうことはもちろん、発熱や黄疸、赤い尿が出てくることもあります。
貧血がさらに進むと命に関わることもあり、とても怖い病気です。

治療薬として、バベシアの駆虫薬はありますが、100%効果がある薬は開発されておらず、もし駆虫薬が効かなかった場合、現時点で治療法はありません。
また、薬の効果がでてくるまで少し時間がかかるため、その間に輸血が何回も必要になったり、亡くなることがあるのが現状です。
さらに、一度貧血の症状が改善されたとしても、バベシアを完全に犬の体から駆虫することは難しく、何かのきっかけで症状が再発することもあります。
このように、バベシア症になってしまうと、治療が困難になることが多いため、バベシア症にならないようにすることが大切です。

バベシア症の予防

バベシア症を予防するためには、1ヶ月に1回マダニを予防できる薬を使用します。
この予防薬の投薬により数十時間~数日でマダニは死亡します。
皮膚につけるタイプのものからおやつ感覚で食べられるものまで、様々な種類の予防薬が発売されていますので、犬の性格に応じて選ぶことができます。
ただ、マダニが寄生してから予防薬が効くまでに少し時間がかかります。
マダニがたくさんいる公園の草むらや山の中などに連れて行った場合、マダニが犬の体表についてしまいバベシアが体内に入ってしまうこともあります。
予防薬を使用していればマダニは数日以内に死亡しますが、マダニがつきそうな場所へのお散歩を避けることです。
マダニには季節性はなく年中ついてしまう可能性があり、特に春から夏にかけては要注意です。
また、マダニは人にもSFTSと呼ばれる重篤な感染症を引き起こしますので、ご家族も気を付けましょう。

フィラリア症と同じくとても怖い病気ですが、予防していれば高確率で感染が防げる病気です。しっかり予防して愛犬とのお散歩を楽しみましょう!

獣医師 松本理沙

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