せんなん通信

院内セミナー 腫瘍学

2016.07.04

先日、日本小動物がんセンターの中野優子先生をお招きして腫瘍学に関する勉強会を行ないました。

今回の内容は「リンパ腫」でした。 実はこの内容の勉強会は数年前にも行っていただいているのですが、復習とアップデートも兼ねて、再度行っていただきました。 動物では比較的発生率が高く、我々獣医師も遭遇する機会が多いのがこの「リンパ腫」。 首の下にしこりがある、ということでご家族が気づいて病院に来られるケースも少なくありません。

ただ、一口に「リンパ腫」と言っても、リンパ節、脾臓、皮膚、鼻腔内、消化管などなど様々な場所に発生するので、一筋縄ではいきません。 今回は、それぞれの場所に発生する際の特徴、検査方法から治療に至るまでを細かく教えていただきました。 特に、検査の部分では、腫瘍を確実に診断することと正確に分類することが大切であり、その分類のされかたによって治療方針や、予後(どれだけ生きられるか)が大きく左右される、ということを改めて学びました。さらに分類に関しては、色々な方法が言われており、日々新しい情報が更新されているので、それらを活用できるよう、正しく深く理解することが大切だと思いました。

「腫瘍」と聞くとすごく怖いイメージもあるかもしれませんが、適切な検査や治療のステップを踏んでいけば上手に戦うこともできます。 それがきちんと手助け出来るように、私たちも正しい知識を身に付け、アップデートしていかなければいこうと思います。1467608863131

獣医師 小川

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