せんなん通信

院内セミナー

2015.06.09

 先日、日本小動物がんセンターの中野優子先生をお招きし、腫瘍のセミナーを実施していただきました。
今回のセミナーでは犬の腎臓腫瘍と膀胱腫瘍について勉強しました。
 腎臓の腫瘍は比較的珍しい腫瘍ですが、そのほとんどは悪性の腫瘍です。腎臓の腫瘍は他の腫瘍と同じように高齢の犬に発生しますが、若い犬にも発生するものもあります。腎臓に腫瘍ができると尿に血が混じり、赤い尿をすることがあります。また、腎臓の腫瘍ができると痛みが起こります。痛みがあると元気がなくなったり、食欲がなくなったりします。
 膀胱の腫瘍のほとんどは移行上皮癌と呼ばれる悪性の腫瘍です。転移することもありますが、多くの場合腫瘍が尿の出口をふさぐことで尿が出しにくくなり、尿が出せなくなると腎不全となってしまいます。膀胱の腫瘍の場合、これが原因となって亡くなってしまいます。膀胱の腫瘍も尿に血が混じり、赤い尿が出ることが多いので、それを見つけた場合は早めの受診をおすすめします。
獣医師 田中
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